車好き行政書士の東奔西走日記

熊本県で行政書士をしているイシハラと申します。行政書士に関する事、ときどき車の事が中心のブログです。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

ツールのこだわり

気温の寒さが厳しくなっておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回はわたくしの取扱業務にあります自動車登録関連で、新規登録や名義変更、番号変更などでナンバープレートを新しくする場合に使用している「ツール(工具)」のご紹介です。

軽自動車は「封印」というものがありませんので、ナンバープレートを持ち帰って取り付けすることができますが、普通車の場合、通常は陸運支局に車を持ち込んで、その場で取り付けを行い封印をします。その際、旧ナンバープレートを外す・新ナンバープレートを付ける作業で使用しています。

最初に申しますが、特別な工具がいるという事はございません。ナンバープレートのボルトはプラスネジですので、車載工具のプラスドライバーでも外せます。(後ろの方の左側に付いてる封印箇所は封印を取らなければ外せません)

ですが、陸運支局からナンバープレートと一緒に渡されるネジはスチール(鉄)にメッキされたものです。ネジが錆びて固着していたりすると外しにくくなっていたり、力のかけ方次第ではプラスの溝をナメてしまう事もあります。

ネジの頭をナメるとドライバーの掛かり具合も甘くなり、勢いあまってドライバーの先端でバンパーなど周辺にキズを付けてしまう恐れもあります。

そうならないようにするために私は、これを使用しております。

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ギスケ ソケットレンチセット

ギスケのソケットレンチセットです。趣味の車で使用していますが、仕事時のナンバープレート交換にも役立ちます。これ1つ持っていけば、だいたい大丈夫です。プロっぽくも見えます(笑)

こんな仰々しいのはちょっと…と思われる方には、こういうコンパクトなものもあります。

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ツールキット

これはコンパクトなハンドラチェットレンチとソケット、ビットがセットになったものです。これはホームセンターのワゴンセールでワンコイン(500円)で販売されていたものです。

こういうコンパクトなものだと荷物にならなくて良いですが、サイズが小さいと力をかけにくいのと、古い車種によってはナンバープレートの位置がバンパーの下側というのもありますので、ラチェットを回す際にグリップがバンパーに当たりそうになって作業し辛い事もありますので、最初に紹介したツールのようにエクステンションバーなども附属されている工具の方が使いやすいと思います。

中には、盗難防止などでネジが普通のプラスではなく六角の穴や星のような穴のものもあります。そうなると車載工具にあるプラスやマイナスドライバーでは回せませんので、こういうのも揃えておくと便利です。

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ビットセット

ビットがセットになっている物です。写真のものはアストロプロダクツという工具専門店で購入しましたが、大きさ・形状の違いで100個セットになっていますので、よほど特殊形状のネジではない限りたいていのネジに合います。

ナンバープレートの交換が必要な場合に工具ボックスを持っていきますが、上記に紹介した工具類は必ず入っています。

 

最後に私が経験した事ですが、新しいナンバープレートを支給される際にネジが付いてきますが、交換前のナンバープレートに付いていたネジは捨てないようにしてください。

ディーラーオプションなどでナンバーフレームなど取り付けてある車などはフレームの厚みがある分、通常より長いネジを使用してある事があります。陸運支局から渡されるネジでは長さが足りず取り付けできないという事もありますので注意してください。

わたくしは依頼者に外した物も全部返却しますので、取っておいた旧ネジを使用しましたので問題ありませんでした。

 

今回はちょっとマニアックなお話となりましたが、ご紹介させていただきました。

ご覧いただきありがとうございました。

 

石原大輔行政書士事務所

石原 大輔

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